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園長だより 2019.9

2019 9月 こどものくにだより  園長 北野暢隆
 ラグビー世界選手権が、この日本で今月開催されます。
前回の2015年W杯イングランド大会で南アフリカ代表から挙げた歴史的大金星は、今も記憶に新しいことと思います。
4年前は、奇跡のチームと言われていましたが、そもそもラグビーに奇跡は起こらないというのが通説です。それは、ラグビー競技が、力の差が確実に出るスポーツだからです。
何故、世界選手権優勝経験あるチームに勝てたのか。
試合後に聞いた話ですが、2015年までの4年間は、とんでもないボリュームの練習をこなしてきたこと、それが、選手一人ひとりの自信につながってきていたのではないかと思います。
また、この4年間、選手に自信を植え付け、信頼関係を構築した中で、コーチが、何か頑張ればできそうなところに毎年、チームの目標を設定したということです。
何よりも、大前提の練習環境が、万全に整っていたことは言うまでもありません。
そういうこととは知らずに、以前と同様、日本が南アフリカに太刀打ちできないと思い込み、端からテレビ観戦しなかったことは、試合後大いに後悔したことを覚えています。
さて、今回のラグビーワールドカップ期間中に、園では運動会が開催されます。
現在、それに向けて、各クラスとも日々、練習を重ねているところです。それぞれのクラスでは、年齢にあわせた目標に向けて、はたから見ている限り、子どもたちは楽しく、また、一方で、本番で一番いいところを見せたいと思いながら取り組んでおられるのがよくわかります。
大人も子どもも同じです。将来に向け、短期的、長期的な目標を立てられ、毎日の日課をこなすこと、これによって、達成感や満足感を得て、あと少し誉め言葉でもあると、モチベーションが高まり、自然と成長につながっていくのではないでしょうか。
どうか、運動会を楽しみにしていただきたいと思います。

9月の予定
  13日(金)  お月見会
  26日(木)  避難訓練

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