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2023.10月園長だより

2023 10月 こどものくにだより  園長 北野暢隆
先日、昨年度の不登校者数の発表がありました。文部科学省から、全国で26万人もの不登校者数がいるとの報告がされました。小中学校における不登校者数は、いずれも上昇傾向にあり、小学校では、9万人弱の不登校児童数があげられているようです。
理由は、主に人間関係不和と学業不振のいずれか、もしくは、その両方にあるのではないかと言われています。そこから、心身の不調をきたし登校を拒否してしまうケースが多いようです。
 保育園では、その年度において予定する行事を消化するためだけに日々を過ごしているわけではございません。集団保育の中で、段階を踏み、進学への準備を行っています。その中で、最も必要なこと、そして、最も基本的なことが言葉です。いわゆる、語彙数です。
 ひらがなだけが読めても学校へ行って通用はしません。正確な言葉とその意味を知り、その言葉が文章を作り、その文章の意味が、映像となり、理解できるようになる、そんな一連の流れが普段の訓練の中で、繰り返され、学習されていくのではと思っています。
 「池の周りをお兄さんが走っています。」
 “池”ってな~に?、お兄さんはどんな服を着ているの?、“走る”って何を急いでいるの?、池の周りには、何があるの?
まさか、砂漠のオアシスの小さな水たまりの周り鞄を持ったスーツ姿のサラリーマンが走っている姿を想像する方はいないでしょう。
でも、こどもたちは、色々な疑問を持つはずです。だからこそ、そう言った見当違いの想像をさせないように、普段から、こどもたちとの会話の中で、具体的なイメージをつかんでもらえるようなお話をしていただけるようにお願いいしているところです。とりわけ、外出されているときは、学習材料の宝庫だと思っていただければと思います。
折角、親子で出かけているにもかかわらず、両親がスマホに夢中になっているため、本当につまらなそうなこどもたちの姿を見ていると、将来への不安が増すばかりです。
よく「オノマトペ」という言葉をお聞きすることがあると思います。“ワンワン、ニャーニャー”と言った擬音語、“ワクワク、ゾクゾク”と言った擬態語をできるだけ駆使して、こどもたちとの会話をすすめ、大いに脳の活性化を進めて欲しいと思います。五感をできるだけフル活動させ、身体全体を鍛えてあげてください。最初に手を抜くと、後で手間がかかる。転ばない人づくりよりも、起き上がれる人づくりへ、そんな思いで、保育を進めています。

10月の予定
  7日(土) 運動会(雨天順延)
 20日(金) 移動動物園

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