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2024年10月園長だより

2024 10月 こどものくにだより  園長 北野暢隆
 自分自身のことで恐縮ですが、半年、一年前と比べ、改めて「少し太ったな」とか「少し老けてきたな」と思うことがあります。
 毎日、鏡を見ている自分自身でさえ、そう思うようなことですから、日々子育てに追われている保護者の皆さんにも、お子さんが成長されている度合いが、もしかしたらわからないこともあるのではと思います。
 4月に進級や入園されたこどもたちは、毎日の遊びの中で、汗まみれ埃まみれになりながら、しっかりと体力をつけ、表現力を身つけています。また、園内のおともだち同士はもちろんのこと、担任との人間関係もしっかりと築いています。
 日々、その成長を集団生活の中で確認はしていますが、驚きと感動を持って迎えるのが、例年10月ごろです。加えて、精神面の成長には、私などは、ただただ感動するばかりです。比較基準が、私だからと言って、話半分に聞かれては困るのですが、私が就学前のころと比べると、とてもかなわない姿を確認することができるのもこの時期です。
毎年、10月に運動会や、12月の生活発表会、こうした行事が、集団行動をベースに進めており、春からの人間関係づくりと相まって、この時期に特に大きな感動が得られる姿を顕著にとらえることができるのでは、と思っています。
 毎年、各クラスの担任が試行錯誤を繰り返しながら、長期計画で成長を見守っているところですが、各ご家庭のご協力もあり、明らかに年を追うごとに素晴らしい姿を見せてくれています。保育も子育ても根本は同じだと思いますが、おともだちからの刺激を受けることが、何よりも大きな要因かと思います。
 30年ほど前に亡くなられた、直木賞作家の司馬遼太郎が、「21世紀に生きる君たちへ」でわたしたちに残された思い「自らには厳しく、他人には思いやりをもって、いたわる」という言葉を思い出しましたが、しっかりとその意思を受け継いでくれているように思います。
運動会そして、たのしいつどい(生活発表会)とこれからますます成長される楽しい日々が続きます。

10月の予定
5日(土) 運動会
25日(金) 移動動物園
28日(月) 創立記念日(休園日)
31日(木) 人形劇観劇(ゆり組)

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