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園長だより2月

2019 2月 こどものくにだより  園長 北野暢隆
私たちの生活に欠かせなくなったスマートフォンですが、気になることをお話します。
最近、特に注目されているのが、「スマホ育児」です。どういうこと?と思われる方がおられることを信じたいのですが、早い家庭では0,1歳児から、5歳児では半数程度がスマホ育児に頼っているとの昨年度の調査結果が出ています。
結論から言うと、発育上絶対によくありません。
視力が落ちる、運動量の減少につながる、興奮して眠れない、そんな状況につながります。そのうち、衝動的に行動したり、人づきあいができなくなったり、さらにゲームをやめられない中毒になる危険にさらされます。物事に集中できず、不安が増したり、わけもなく腹がたって、対人恐怖症になったりと情緒不安定の元凶になることは、間違いありません。
子どもにスマホを与える是非なんて論外です。子どもが起きている間、ご両親は、スマホを絶対に触るべきではありません。
スマホを操作しながら会話をしていると、子どもながらにお父さんやお母さんに話しかけてはいけないと子どもたち自らが判断し、寂しい気持ちを伝えられなくなります。
電車内における親子連れが、子どもそっちのけで両親ともスマホに没頭している光景を何度も見たことを以前にもご紹介しましたが、いずれも子どもの寂しそうな表情が今も記憶に残っています。
本当に使い方を間違えると、大きく子どもの将来に影響するということをもう一度よくお考えください。
子供の成長のためにも、目の前にいる子どもの姿をよく見ることの大切さについて考えなければいけません。

2月の予定
 9日(土) たのしいつどい

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