2019 ４月 こどものくにだより 園長 北野暢隆
4月、朝の公共交通機関では、一目見てわかる、新しく入学された学生や生徒、新入社員のたくさんの姿が見受けられます。そうした人たちも含め、この時期、どのお顔にも、緊張と意気込みの入り混じった表情が見て取れます。「こどものくに」におきましても、新たに30人を超える子どもたちを受け入れ、職員全体が同様の気持ちの中、受け入れ態勢を整えているところです。
とは申しましても、小さな子どもたちは、容赦がありません。4月から２～3か月は、園内、泣き声で大騒ぎです。子どもたちにとっては、突然、環境が変わったことで、非常に混乱されているものと思われます。ひたすら、園の環境に慣れていただくまで、気長に待つしかないのです。
各家庭におかれましても、春先は、お仕事の方も何かとお忙しいかと思います。お仕事のことで頭がいっぱいの中、わが子を迎えに行くと、待ちに待ったママやパパの顔をご覧になると開放感からこれまで以上に甘えてこられることがあるかもしれません。
どうか、今まで以上に、スキンシップをお図り、お話をしてあげてください。まちがっても、子どもたちに例えば、泣いたり、わがままなことを言ったりする理由を聞かれることのないように接してあげてください。
決して、感情的にならないように。
子育ては、忍耐力の勝負です。
どのご家庭でも、子育ては、大なり小なりの苦労があるものです。悩みやストレスを一人で抱え込むことのないよう、いつでも当園にご相談してください。
また、4月から5月ごろにかけて、大人と同様に、子どもたちにも五月病にかかるケースが増えています。何か、心配事がありましたら、どうぞ、ご相談願います。
4月の予定
1日（月） 入園式
2日（火）～5日（金） 慣らし保育
26日（金） 避難訓練