2020 １月 こどものくにだより 園長 北野暢隆
今年は、オリンピックイヤーとなります。そのためだけだはないでしょうが、この一年、各種目で予想をはるかに上回る成績を残してくれました。
つい先日のような気がしますが、ラグビーワールドカップ以上に世界のメディアを沸かせたのが、ゴルフのメジャー大会である全英女子オープンを制した渋野日向子選手です。男女を通じ42年ぶりのメジャー優勝の快挙を達成したことは、国内のメディアでも大きく取り上げられましたが、何よりも、海外メディアが取り上げたのは、大会4日間ふりまき続けたスマイルのことです。現地のメディアがつけた彼女につけたニックネームが「スマイリング・シンデレラ」
心身がリラックスする。免疫力を高める。血行をよくし血圧を下げる。脳の働きを促し認知機能の低下を防ぐなど、笑うことにはいろんな効能があるといわれています。
たのしいつどいでは、短期間で子どもたちの大きな成長が見られたのも、この笑顔を中心に日々の練習を進めたからではないかと思います。伸びようとする芽を抑え込まないこと、これが一番大事出だと思います。
一方で、「病は気から」と言われるように、悩みや心配などのストレスなどの原因が、自律神経に不調をきたします。大きな心配事があれば食欲も落ち、よく眠れなくなります。さらに進行すると、取り返しがつかない事態に至ります。それは心の状態が自律神経を左右し、体に大きな影響を与えているからです。
お父さんやお母さんが、仕事の悩みを家まで引きずり、難しい顔をして、食卓に着いていたり、夫婦喧嘩を子どもたちの傍らでしていたり、子どもが、お父さんやお母さんの顔色を見て、毎日を過ごしていたり、そんなことがあると、子どもたちの顔から笑顔がなくなるどころか、これから伸びようとする芽をすべて摘んでしまうことになります。
わが子の将来を思うなら、笑顔のある生活を、楽しい会話のある生活を！！
1月の予定
９日（木） 新年のつどい
１０日（金） 東淀中学交流会（ゆり組、きく組）
１７日（金） ゆり組遠足
２３日（木） ゆり組カレー作り