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2021 6月 園長だより

2021 6月 こどものくにだより  園長 北野暢隆
 春から夏に向けて、草木は一斉に芽を吹き、色鮮やかに花咲き、茂らせてきました。
 皆さんが進級、入園されてから2か月ですが、お一人お一人が、大きな成長を見せてくれています。
 保育園では、1歳児から5歳児までの各クラスの、1年先、そして、どのような卒園時の姿を見せてくれるのか、そんな将来的な姿も見据えながら、日々保育に取り組んでいます。
 その基本は、「動く」、「食べる」、「眠る」そしてまた最初に戻り「動く」、「食べる」、「眠る」この循環を大事にすることです。
 内容はなんでもいいというものでは決してありません。子どもたちが楽しい気分の中で動き回り、楽しく食事をすることを軸に進めているところです。
 「動く」は、外で遊ぶ、走ることはもちろん、室内でもリトミックや歌を歌うことで、大きなエネルギーを発散されています。
 特に、天気が良ければ、さくら組からゆり組まで、毎日のように、園庭を周回で走り、定期的にマットや跳び箱などを使い、サーキットトレーニングをすることで体力強化を図っています。もちろんその中では、園内では先生の大きな声が子どもたちをより元気にさせています。
 次の「食」は、動くための活力源となるわけですから、朝昼晩の食事は子どもたちにとって、大きな意味を持っています。
 あとは、良質な睡眠環境の下で、3歳児までなら、12~14時間、6歳児までなら、10~13時間の睡眠を確保してあげれば、体も心も脳も大きく成長されることと思います。
 先日、テレビで、「子どもの食について」の特集番組が放映されていました。
 食事のたびにお母さんが、就学前の子どもたちを相手にバトルを繰り広げられている様子が紹介されていました。
 子どもにとって野菜は、もともと口に合わないものなのでしょうか。紹介されていたご家庭では、お母さんが、手を変え品を変え、嫌がる一つの食材に、これまで何10種類ものメニューを考えられ試されてきたようですが、なかなか、うまくいかないようでした。
 今は飽食の時代と言われていますが、いつまでもそんな時代が続くとは限りません。また、今、コロナで騒がれていますが、様々な感染症にかからない一つの予防策が、しっかりとした体づくりです。好き嫌いの無い「食」が、将来にわたる健康で快適な生活を送るための保険になるということでしょうか。

6月の予定 なし

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